2024年3月13日

東京ディズニーランドでパレードの鑑賞待ちをしていた。

 

本当は昨日行くつもりだったけれど、天候が良くなく、日にちをずらし、今日行くことにした。

 

12時すぎ。シンデレラ城で結婚式を挙げたカップルが車に乗り、パレードルートを巡っていく。私がこの光景に遭遇するのは人生で初めてのことだった。

そのきらきらとした様子を見て、涙が出そうになった。素直に、いいなあと思った。

 

13時。パレードが始まった。迫ってくるフロートに向けてスマホを構えようとした瞬間、通知が現れる。

「なちさん息して」

これで全てを察した。友人は、私が彼のことをどれほど、どんなベクトルで好いているかを知りすぎている。

 

ああ。

 

思ったより早かったなあ。

 

という冷静な自分と、

 

今から!!!、今からどんな顔してパレード見りゃいい????!!!!

 

という舞浜オタクとしての自分が盛大なバトルを繰り広げ、落ち着かないままパレードが終わってしまった。

そして今、次のパレードを待っている。風が強い。さむい。

 

パレードの直前に見た新郎新婦の柔らかな笑顔が脳裏をよぎる。

 

 

こうしてディズニーで気ままに行動する度、

Kラジで、一人行動は好きだけど一人で夢の国に行くのはできない、というようなことを彼が言っていたのを思い出す。

 

レジャーシートの上に置いたカメラを見る度、ライカを片手にかっこよくポーズを決めたインスタのあの写真を思い出す。

 

私のiPhoneだって、彼の色だという理由だけで紫色にしてる。

 

そのiPhoneには、2年ほど前に、シングルの特典映像で彼が唐突に見せてくれた免許証の写真を挟んである。

お仕事のことでもプライベートのことでも、自分の中身をこれでもかとお裾分けしてくれる彼の優しさと、そこに混じる若干の狂気がだいすきで仕方ない。

 

あーーーー隣の人が話し出した、やめてください隣に該当担おります 耳塞ごう

 

私の生活には彼が溢れていて、切り離すことなんてできない。

これからもきっと好きだし、私の一番も、ずっと彼だ。

 

めちゃくちゃ寂しいよ。

 

でも、好きだよ。

 

他のタレントに寄り道もしたけど、こんなに好きが続いたのは貴方だけです。続かせてくれたのは、貴方ただひとり。

 

だから、これからもよろしくね。

 

小山くん。

次に会うときまで、しあわせでいてください。

 

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