どうも。
常日頃から小山慶一郎さんに酔わされまくっている私です。
この度、前々から個人的な夢のひとつであった
推しのイメージカクテルを作ってもらって飲む
が実現いたしましたので、自分用の記録もかねてここでお話ししたいと思います。
自分の推しに対する解釈を伝えるだけでそれを具現化してくれて、尚且つそんな最高な飲み物を頂けるなんて、そんな夢みたいなことあります?大好きな人の概念を体内に取り込めるなんて素敵じゃないですか?
…えっちじゃん?
今回私が加藤担の友人を誘ってお邪魔したのはinf 西荻窪さん。簡単に言うと天才の店員さんしかいないお店です。我々が抱える自担への想いを魔法使いのようにあっという間に形にしてくれます。ありがたい存在。
お店に入って早速イメージカクテルを注文。渡されたオーダーシートにアルコールの強さ、苦手な味などを指定した後、こやまさんのプロフィールや性格、好きなところを書き込みます。ここで店員さんよりお言葉を頂戴しました。
「実際にカクテルを作る工程で時間がかかるので、出来るだけお早めに、大体30分程度でオーダーシートを書いていただくようお願いします」
30分。
30分…
そんなかかるか?
なにせ我々は数日前から、自分が自担をどのように想っているのか分析しながら下書きをせっせと仕上げ、500字をゆうに超える量を準備してきているんですよ。友人は1000字超えてましたけど。
こんなに準備万端なんだからま〜長くても15分くらいで書き上げられそうだろう、と、私は思っていました
無理でした
約30分間しっかり考えじっくり書いてなんとか無事に実質的なラブレターの作成を終え、店員さんに自担を託します。この一枚が、イメージカクテルのすべてになるのです。こやまさん、あとで会おうね…良い子にしててね…(託児所?)
私が託したこやまさんのエレメンツがこちら↓
ちょいちょいご本人にも同担の方々にも怒られそうな解釈を含んでいる気しかない。良くも悪くも飲み終わったら消えるものなので今夜だけは許してほしい。字も汚いし語彙力の欠如が著しいしうまく書けた気がしないのでこの時点で絶対にまた概念カクテルを作ってもらおうと決めた。文章力を磨く訓練をしなくては。
ちなみにこのオーダーシートは二度と帰ってこないので、書き終わったら記念にお写真に残しておきました。
カクテルの完成を待ちつつ、まずファーストドリンクを頂きます。なんとな〜くあまり飲んだことのなかったクランベリージュースを。
本当になんとな〜く選んだんですけれども、
ひょっとして、ひょっとしなくても、こやまさんの第二のメンカラ(仮)じゃ?
半ば無意識に赤い飲み物を選んでしまっていた私。どうやら赤担当こやまさんにも適応できる能力が備わっているようです。
そんなことをぼんやり考えているうちに、友人の元に本日のスペシャルゲスト・加藤シゲアキさんがいらっしゃいました。彼女と加藤さんとのプライベートな思い出(?)なので写真は載せませんが、濃さの違う2色の緑を纏った爽やかなカクテル。マドラーは「小説家」としての顔を持つ彼を表現するために羽根(ペン)が用いられています。
加藤さんだ……
ビジュアルの綺麗さとオーラへの感動もそこそこに、店員さんが友人が書いたオーダーシートのどの点をカクテルのどの要素に落とし込んだか、という解説をしてくれるのでそれをひたすら聞いてはメモを取ります。録音・録画はNG。
彼女が説明を聞いて瀕死状態に陥っている様子を横で見ながら
次はワシや…ワシの番や……
と、謎おじさん人格を宿すなどして大変そわそわしていました。緊張する。
そして時は来た。目の前にスッと現れた"彼"。
王子様来た。
なんかすっごい王子様来た。ハートのマドラー何?かわいい…上はかわいいのに全体を見ると上品でかっこいい…お顔はかわいいのにスタイルおばけで高貴で美しいこやまさんそのもの…?
息を呑んでじっと見つめてしまう。このまま私を大きなお城に連れて行ってくれそうな…白馬の小山様…(ここで流れる「未来へ」のイントロ)
ビジュアルの眩しさにひとしきりやられたところでカクテルの解説が始まります。
まずはグラス。「スタイルが良い。(本人曰く脚の長さは14m)」をもとに、脚の長さや細さを意識した形にしてくださいました。
いや〜これがまあ絶妙なシルエットで…すらっとしてるけれど柔らかな丸みのある、温かい印象を受けます。もうこれだけでこやまさんです。(ザル判定)
そしてマドラー。ハートのかわいこちゃん。この子がなかなか罪深い。
ハートは愛に溢れたこやまさんのイメージから。それだけでによによしちゃうのですが。
見えますか…この先端……ほんのりと見えるこの…
「よほど深い関係にならない限り完全に心を開くことは殆どない」という要素が、なかなか開かない鍵として表現されている訳です。ひい。
グラスの上に堂々と愛(=ハート)を掲げておきながら、深くなればなるほど紫のお酒(後にこの紫が私を狂わせる最大の要因となる。)に埋もれて鍵(=心の中)が完全には見えないこの感じ、こやまさんの社交性の高さとミステリアスな部分のコントラストを端的に表していて最高。
で、なんと恐ろしいことに
ハートの中心に加藤さん(色)おる。
(∵)俺もいるし
あくまで私はコヤシゲの関係性について何も言及していない。あくまでこやまさん個人についての自分の見解を述べたまでだったのに。❤︎の中心で緑が輝いている。店員さんに見透かされてた?コヤシゲの世界を見透かされてたんか…?それともコヤシゲサイドがお酒に誘われてやってきた…?
シンメの脅威を改めて実感させられました。こわい。
グラスとマドラーだけで既にほぼゼロのHPを回復させる暇もなく、お酒についての説明が始まりました。
今回のプリンスケイイチロウカクテル(勝手に命名)に使われたのは2種類のお酒。
まず、上層に浮かぶは「グレイグース・ル シトロン」。ほぼ透明に近いレモン味のウォッカです。
口あたりが優しく、さわやかで飲みやすいという特徴を、こやまさんのもつ人当たりの良さに重ねたとのこと。また、その飲みやすさ故、何にでも合い、合わせたものによって味が変わりやすいウォッカが、彼の気まぐれな面と、自分より周りを優先させる謙虚さを同時に表現してくれています。
こやまさんって、ウォッカだったんだ。
これだけでもう、小山慶一郎とは何ぞや?という問いに対する私的正解が出ている。もはやイメージカクテル頼まなくてもウォッカさえグイグイ飲んでたらこやまさんを飲んでることになっちゃうんですよ。実は。
ただでさえ刺さるポイントてんこもりなのに、グレイグースちゃんはまだ追い討ちをかけてきます。
このボトル。「グース」は「渡り鳥」を意味します。渡り鳥は上空へと飛び立つもの。このことから私がこやまさんに対して感じている「届きそうで届かない存在であること」を表してくださったそうです。
ひーん(細胞が崩れ落ちる音)
後々気がつきましたが、このボトル、レモン味のおかげで偶然黄色が基調になっているんですよね。もしかしなくてもコヤマス案件。
マドラーではコヤシゲをぶちかまし、お酒ではコヤマスを忍ばせてくるこやまさん、どこまでもNEWS大好き人(んちゅ)で愛おしい。これは紛れもなく紫と黄色と緑のお酒でもある…最高…こやまさんの全てを表してる…
こんなに最高なアルコールあるんですか???こんな最高酒を私が頂いてしまって良いんでしょうか????と思いながらひとくち。
グラスを傾けると口に流れ込んできたこの子は、クセがなくするすると喉を通っていきます。本当に飲みやすい。ずっと飲んでたい。沼。こやまさんに堕ちたときも確かにこんな感じだった。どんどん知りたい。どんどんハマる。好きが募る。気付いたら全身浸かってた。まさにあの感覚。やっぱりウォッカって小山慶一郎さんなんだ……
そして鼻に抜けるふわっと甘い香り…
下層に潜むダイナマイト、「パルフェ・タムール」。香りの正体です。
私はこの方に大いに狂わされました。
紫の薔薇が大人っぽくて素敵。
まずそのお名前から。「パルフェ・タムール」は和訳すると「完璧な愛」。「独占欲の強さ」になぞらえてこのリキュールを選んでくださいました。
小山慶一郎さんじゃん。
そう永遠のPerfect Lover〜♪、じゃん。
スミレやバニラなどが使われた香りが特徴で、華やかで色っぽい、たくさんの人を魅了させる彼を表現しています。
そしてこの紫が下に沈んでいることで、愛の重さ、奥深い魅力が喩えられているわけです。
小山慶一郎さんじゃん。
もうダメです。小山慶一郎(ウォッカ)×小山慶一郎(リキュール)=小山慶一郎(実体)になってしまいます。(ならない)
グレイグースちゃんが私の体内にするする入り込んでくればくるほど、鼻に抜けるパルフェ・タムール様の高貴かつ色気のある香りが強くなっていきます。沼の底でこやまさんが手を広げて待ってる。
3分の1程度カクテルを飲み終えたところで、マドラーを回してみました。するとどうでしょう。
飲む前から香りまくるようになりました。
香水のいい香りのする(らしい)こやまさんだ…オーラからいい香りのするこやまさん…
それでもって飲み終わった後もずっとこやまさんが口の中にいる。口内を支配されている。
この香りだけで酔える。うまく説明できないが小山慶一郎のセクシー担当人格をギュッとして煮詰めたらこの香りになるんだと思う。Amazonで調べたら2000円程度で購入可能だったので是非「完璧な愛」を嗅いでみてほしい。口角がゆるんゆるんになったまま元には戻らないので。
だいぶ飲み進めた頃、友人に、
「(良い匂いだから)嗅いでみ」とグラスを渡したのですが、
嗅いだ瞬間に「こんな(とんでもない)ものをずっと静かに飲んでたの!?」とめちゃくちゃびっくりされました。
自担を前にするとかえって騒げない私の性がここでも出てしまった。ひとりぐふぐふしてる気色の悪さ。
私よりもこやまさんの香りにくらっていた様子の友人。「小山さんそこにいるじゃん」などと証言してくれました。ありがとう。私はあの瞬間、確かにこやまさんとしっかり対面していたと自信を持って言えます。
本当に素敵な体験をさせてもらった。自分がこやまさんのことをどんな風に見ているのかを改めて書き出してみたことで、こやまさんのことがもっと好きになったし、そしてこれからも彼のことをどんどん好きになっていくんだと思う。
そんなことを思いながらバーを後にし、まるでライブ終演後のような高揚感に浸りながら2人して帰路についたのでした。
とにかく正気の沙汰ではいられないすさまじさなので、成人済みの方はぜひ一度体験してみていただきたいです…!!
inf 西荻窪